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2018年9月 7日 08:00

だんじり認知症サポーター養成講座

近年、日本の社会問題となっている高齢化社会が進んでいる中で特に増えつつあるのが認知症の方々です。
今、全国で約460万人の人が認知症とされていて、2025年には高齢者の5人のうち1人が認知症になると言われています。
認知症とは高齢者の方がなると思われがちですが、実は「若年性認知症」といって若い世代の方もかかる病気です!

自分自身や親・兄弟等の方もいつ認知症になるかわかりません。ある日突然身近な人が認知症になったらどのように対応や行動をとればいいのか分からずパニックになる可能性もあります。自分がパニックになってしまえば、その方が不安になり後々取り返しのつかない事態になってしまうかもしれません。
突然の出来事にも冷静に対応できるようにするためにも、事前に少しでも認知症に対して知識を学んで欲しいと思います。
では、どのようにして学ぶのかと言いますと独学やネットなどで調べたりする方法もありますが、各都道府県で「認知症サポーター養成講座」という講習会があります。
講習内容は、認知症とはどういうものなのか?認知症の種類や原因となる病気や治療方法、またそれを事前に防ぐ予防方法や認知症の方に対しての接し方等様々なことを学ぶことができます。

今回、主に泉州地域のだんじりの連合等が祭礼中に認知症の方を見つけた時に手助けできるようにということで受講されていることを知り、我々鶴見区のだんじり連合会でも社会貢献・地域貢献の一環として連合に所属しているメンバーで講習を受けることにしました。
受講後は認知症サポーターに認定された証として「オレンジリング」が授与されます。それを腕に着けていると認知症の方が安心して頼って来てくれると思います。

受講日当日は大阪市内の多数ある地域のだんじり連合会の中でも、また鶴見区の各種地域団体の中でも初めての試みとあって地元紙の記者の方も取材に来られ今月1日発行の「ローカル通信」という地元紙に記事を載せて頂きました。

この講座は、各企業や地域団体でも受講できますので認知症の方も安心して暮らせる街にするためにもぜひ受講して頂きたいと思います。
今、認知症の方々が必要としているのはサポーターの方達です!ですが、まだまだサポーターの人数が足らないのが現状ですので1人でも多くの方にサポーターになって頂けるようにお願いします!


報告 by 社員М